プロパンガスを選ぶ5つのメリットとは?都市ガスと比較したデメリットも紹介 プロパンガスを検討している方の中には、「プロパンガスのメリットは?」「都市ガスとの違いが気になる」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。プロパンガスには設置場所の柔軟さや災害時の復旧がはやいといった、嬉しいメリットがいくつかあります。

この記事では、プロパンガスのメリットを5つご紹介するとともに、都市ガスと比較した場合のデメリットをわかりやすく解説します。両者の特徴を知ったうえで、ぜひご自身に合った選択をしてみてください。
 
プロパンガスについて気になる方は
\お気軽にご相談ください!/
■目次
  まとめ
 

プロパンガスのメリット

プロパンガスは、都市ガスが利用できない地域でも使える便利なエネルギーです。

ここでは、プロパンガスにおける5つのメリットを詳しく解説します。
 

発熱量が高い

プロパンガスは発熱量が高く、少ない量でもしっかりとした火力が得られるのが大きなメリットです。

この火力の強さを活かし、炒め物や揚げ物など火力が重要な料理を提供する中華料理店や天ぷら店、ラーメン店などの飲食店では、プロパンガスを導入しているところも多くあります。

料理の仕上がりや調理のスピードにも差が出るため、一般家庭でも火力を重視したい方には、嬉しいポイントといえるでしょう。
 

全国で利用できる

プロパンガスは、専用ボンベにガスを充てんし、トラックなどで各家庭や施設に届けられる仕組みです。そのため、ボンベを運べる場所であれば、日本全国どこでも利用できます

山間部や離島など、都市ガスの供給が難しい地域でも使用できることが、大きなメリットの一つです。

一方、都市ガスは地下のガス導管を通じて供給される仕組みのため、ガス導管が整備されていない地域では使用することができません。住む場所を選ばずに使えるという点で、プロパンガスは柔軟なエネルギーといえるでしょう。
 

初期費用を抑えられる

プロパンガスの導入には、大がかりな配管工事が必要ありません。都市ガスのように地面を掘り起こしてガス管を引く必要がないため、初期費用を抑えることが可能です。
 

災害時の復旧がはやい

プロパンガスは、災害時にも比較的はやく復旧できるエネルギー源として注目されています。実際に、2011年3月の東日本大震災の際には、プロパンガス(LPガス)の供給がほかのライフラインに比べてはやく復旧しました。


※出典:LPガスの特長:災害に強い

災害時の復旧がはやい理由は、災害時にも供給が滞らないよう、強靭な供給体制が構築されているためです。プロパンガス(LPガス)の供給事業者は、石油備蓄法に基づき災害時の「供給連携計画」を地域ごとに策定しており、情報共有や設備・輸送の協力によって、被災地や避難所への迅速なガス供給を可能にしています。(※)

また、プロパンガスはボンベ式であるため、道路が開通しボンベが輸送できるようになれば、使用できるようになります

さらに、設置されているボンベにガスが残っていれば、ライフラインが完全に復旧するまでガスを使用し続けることが可能です。

一方で都市ガスは、ガス管に異常がないことを確認するまで再開できず、その点で復旧に時間がかかることがあります。こうした背景から、災害に備えた選択肢としてプロパンガスを選ぶ方も増えています。

※出典:LPガスの特長:強靭な供給体制|日本LPガス協会
 

二酸化炭素の排出量が少ない

環境への配慮を考えるうえでも、プロパンガスにはメリットがあります。プロパンガスは、石油や石炭などほかの化石燃料と比べて二酸化炭素の排出量が少なく、もっとも少ないとされる天然ガスとほぼ同程度にとどまります。

プロパンガスを選ぶことで、地球温暖化対策として世界中で進められている「脱炭素社会」の実現に貢献できます。日々の暮らしの中で、環境に優しい選択をしたいと考えている方にも、プロパンガスはおすすめのエネルギーです。
 
\プロパンガスの導入なら『鈴与のLPガス』/

プロパンガスのデメリット

プロパンガスには多くのメリットがある一方で、デメリットといえる側面もあります。プロパンガスの料金は、都市ガスと比べると同じ使用量でも料金が高くなる傾向があります。

ただし、プロパンガスは都市ガスよりも発熱量を持つ特性から、少ないガスの使用量で同じ火力を得ることが可能です。そのため、単純に基本料金と従量料金のみで比較できるものではありません。

目安としては、プロパンガスの約半分の金額で都市ガスと比較すると実態に近いとされています。(※)

また、ガスを大量に使用する飲食店などでは、プロパンガスのほうが割安になることもあるため、都市ガス供給エリア内であってもプロパンガスを利用するケースも多いです。(※)

プロパンガスの料金はガス会社によっても異なるため、契約先の選び方が費用に影響することもあります。

※出典:都市ガス料金の方が安いですよ!|公益社団法人 神奈川県LPガス協会
 

メリットとデメリットを踏まえて「プロパンガス」と「都市ガス」どちらがいい?

都市ガスの導管が整備されていない地域では、必然的にプロパンガスを利用する流れとなりますが、両者を使える環境にある場合は、どちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。

プロパンガスは災害に強いという特徴があるため、非常時の備えとしても安心感があります。料金はガス会社によって異なるため、事前に複数の業者を比較しておくことが大切です。

自分たちの暮らし方や優先したいポイントに合わせて、両者のメリットやデメリットをふまえて選ぶと良いでしょう。
 
\プロパンガスについて気になる方は/

まとめ

プロパンガスは設置場所の自由度が高く、災害時にも復旧がはやいといったメリットがあります。一方で、都市ガスに比べて料金が高くなるケースが多いですが、発熱量が高いことから、実際の使用量は都市ガスのほぼ半分で済むと考えられます。

また、料金はガス会社ごとに異なるため、契約前には必ず複数の会社を比較検討することが重要です。快適な暮らしのためにも、ご自身のライフスタイルや重視する点をふまえて、適切なガス会社を選びましょう。

鈴与ガスでは、地域に密着した安心のサービスを提供し、安定したエネルギーを供給しています。お引っ越しなどでプロパンガス(LPガス)の利用をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

プロパンガスの契約方法は?住む家ごとに変わる契約の流れ>>
 
プロパンガスをご検討の方は
\鈴与商事にご相談ください!/

 

関連コラム